餅花

皆様。こんばんは。

突然ですが、↓これ何かわかりますか?


これは、

餅花です。


餅花は、

お正月に五穀豊穣を願って飾る物。


お正月の余ったお餅で

空-ku-でも作ってみました。


作り方は簡単。

柳やヌルデなど細い枝に、

柔らかくしたお餅を少しずつ付けていくだけです。


私達も熱々のお餅と格闘しつつ、

枝にたくさんつけていきました。




するとそこに。

黒い影が・・・・・









こちら、

オーナーの愛犬  リリーさん。

美味しいお餅の香りにひかれたのか、

キラキラした目で、

まさしく“食い入る”ように見つめていました。


「食べちゃダメよ。」と言いつつ、

少しの間、その場を離れ、戻ってみると・・・


何個か消えている餅花と

何かが歯にくっついて、

嫌がっているリリーさん・・・。


・・・我慢できなかったのね。



可愛らしい姿に癒されつつ、

出来上がりました。

空-ku-の餅花


昔の人は、

鏡開きのお餅
餅花にし、乾燥して落ちてきた餅花を、

洗って、干して保存。

そして、

3月に揚げて、ひなあられにしたそうです。


昔の人は、すごいですね。

季節の風習を大事にし、

食べ物も最後までしっかり使い切る。


今では色んな物がすぐに手に入る世の中だから、

そんな風に手間をかける事って、

ほとんどないんじゃないでしょうか。


食を大事にする気持ち

思い起こさせてくれた、餅花づくりでした。